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生誕100年 ジャクソン・ポロック展 展示室内写真レポート 愛知県美術館

生誕100年 ジャクソン・ポロック展  愛知県美術館

2011年 11月11日(金)― 2012年 1月22日(日)


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「インディアンレッドの地の壁画」 1950 テヘラン現代美術館
油彩、エナメル塗料、アルミニウム塗料/キャンバス、板にマウント 183×243.5


【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】


【主旨】
ジャクソン・ポロックは1912年、アメリカ西部の街コディに生まれました。一家で西部を転々とした後、18歳の時、美術を学ぶためにニューヨークに出てきます。はじめは自国の地方主義の絵画やネイティヴ・アメリカンの芸術、またメキシコ壁画などに強い影響を受けましたが、やがてキュビスムやシュルレアリスムなど、ヨーロッパのモダンアートを本格的に吸収し始めます。そうした形成期を経て、戦後まもない1947年、ポロックはキャンバスを床に広げてその上一面に塗料を撒き散らす独創的なスタイルとテクニックによって、絵画芸術の新しい地平を切り開きました。その後ポロックの仕事は、カラーフィールド・ペインティングをはじめ、後続の絵画に大きな影響を及ぼすとともに、ハプニングなど、絵画や彫刻といった従来の枠を超え出た新しい種類の芸術をも引き起こしてゆきます。また、そのようなポロックの活躍に促されて、モダンアートの中心は名実ともにパリからニューヨークへと移っていったのでした。今日ポロックが現代美術の出発点とされる所以です。
 本展は、このジャクソン・ポロックというエポック・メーキングな画家の生誕100年を記念して開催するもので、世界的には1998-99年(ニューヨーク近代美術館、テート・ギャラリー)以来12年ぶりの、そして我が国では実に初のポロック回顧展となります。また、ポロックの実作品が日本で初めて紹介されたのは1951年の第3回読売アンデパンダン展においてでしたが、それは当時の日本の美術界に強い衝撃を与え、数年後に結成される具体美術協会の活動などにも大きな影響を与えました。本展では、その1951年の展覧会で展示されたポロックの2作品(現在、ニューヨーク近代美術館蔵とインディアナ大学美術館蔵)も、60年ぶりに再び日本に来ます。これらの大きな国内的意義に加え、さらに本展は国外からも強く注目される二つの独自な切り口を備えています。一つには、ポロックのスタジオの実物大モデル、彼が使用していた画材、制作中の彼を捉えた映像や写真、さらにはそれらの映像や写真に写っているいくつかの作品の現物を会場で併せて展示することによって、一般に「アクション・ペインティング」の名で知られるポロックの成熟期の秘儀的な制作の核心に迫ってゆきます。また、ポロックを同時代的に取り上げたメディアの動向にも注目し、生前に彼の仕事を特集したアメリカおよび日本の新聞や雑誌と、それらの出版物に掲載された作品を並べて展示することで、ポロック芸術についての大衆的イメージがいかに形成されていったか、さらに、その中でいかにポロックが戦後アメリカの文化的ヒーローとして押し上げられていったのかといった問題にも鋭く切り込んでゆきます。
 このように本格的なポロックの個展は世界的に見ても稀有であり、生誕100年を機に開催する本展は、このジャクソン・ポロックという巨匠の意義を見つめ直すまたとない機会となるでしょう。



【展覧会の見どころ】
■ 日本で初めてのポロック回顧展
本展は、日本の美術界が長年にわたって待望しつつも、今日まで実現されずにきたポロックの日本初となる回顧展です。現在国内に所蔵されている約30点のポロック作品すべてが一堂に会します。さらに、アメリカやイギリス、ドイツ、スイス、オーストラリアなど世界の美術館やプライベート・コレクションからも重要作を集め、質・量ともに今後日本では二度と実施することができないような規模のポロック展となります。

■ 日本とポロックの関係における記念碑的2作品
ポロックの作品が日本に初めてやってきたのは、1951年の第3回読売アンデパンダン展においてでした。その時展示された2作品、《ナンバー7, 1950》と《ナンバー11, 1949》は大きな反響を呼び、後者は同年の『みづゑ』誌の表紙を飾りました。今回のポロック展では、その2点が60年ぶりに来日します。

■ ポロックのアトリエ再現
本展では、塗料の飛び散った床面まで忠実に複製して、ポロックのアトリエを原寸大で再現します。アトリエの床面に立ってポロックの特殊な制作フィールドを体感すれば、きっとポロックの制作の真髄に触れることができるでしょう。ポロックが使用していた画材の現物も、再現アトリエの内部に特別展示されます。

【出品作品数】  
全64点: 油彩画 37点/ 彫刻 2点/ 水彩画 2点/ ドローイング 8点/ 版画 15点


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【第1章 1930-1941年 初期 自己を探し求めて】

■ 1936年(24歳) シケイロス「実験工房」に参加。ラッカーなどの合成塗料の使用。ポーリングなどの技法を体験。

■ 1941年(29歳) ニューヨーク近代美術館で開催された「合衆国のインディアン美術」展の館内でナバホ族のシャーマンによる砂絵の実演が行われポロックはこの展覧会で、その実演を見たと言われている。


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左: 「綿を摘む人たち」 1935年頃 オルブライト=ノックス・アート・ギャラリー
右: 「西へ」 1934-35年頃 スミソニアン・アメリカ美術館

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【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】




【第2章 1942-1946年 形成期 モダンアートへの参入】

■ 1942年(30歳) シュルレアリストたちと親交のあったロバート・マザウェルから、シュルレアリスムのオートマティスムの原理について詳しく学ぶ。

■ 1942年(30歳) 「ポーリング」(床の上に置いたキャンバスに、塗料を流し込む技法。)を始める。ネイティブ・アメリカンの砂絵、シケイロスの実験工房、シュルレアリスムのオートマティスムの三つが重要な源泉を持っており、彼はそれらの要素を自己の内部において統合。


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左: 「赤いグワッシュ」 1944年 個人蔵
中: 「ブルー -白鯨」 1943年頃 大原美術館
右: 「ポーリングのある風景Ⅱ」 1943年 ハーシュホーン美術館

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【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】




【実物大アトリエ再現】

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【第3章 1947-1950年 成熟期 革新の時】

■ 1947年(35歳) 「オールオーヴァーのポード絵画」(画面を同じようなパターンで均質的に覆う)と呼ばれる一連の絵画の制作に着手。革新を起こし絶頂期(1947ー1950)を成す。


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「ナンバー9,1950」 1950年 財団法人セゾン現代美術館 

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左:「カット・アウト」 1948-58年 大原美術館
右:「ナンバー17,1950 花火」 1950年 ホイットニー美術館

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【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】




【第4章 1951-1956年 後期・晩期 苦悩の中で】

■ 1951年(39歳) 「ブラック・ポーリング」(色彩を黒一色、具象的なイメージの復活)と呼ばれる一連の絵画に移行するが1952年に終える。

■ 1956年(44歳) 自動車事故により死去。

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左:「ナンバー7,1952」 1952年 メトロポリタン美術館
右:「黒、白、茶」 1952年 原美術館

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【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】



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【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】




【「ピカソを超えた男」の理由】
このキャッチコピーは様々な意見があるかと思いますが、
1つのヒントとして受け取ればおもしろいのではないでしょうか。
では、何がピカソを超えたのか?
簡単ですがまとめてみました。
(突っ込みどころは多々あるかと思いますが流してくださいね。)

ピカソまでは、物(具象的イメージ)や抽象的形態を再現していました。
目に見える物、風景等々。
中には書物や写真を見て描かれたこともありました。
キュビスム(立体、複数視点)は形態の革命で具象にとどまりました。
(抽象画のポロックへも影響を与えた。)
表現方法は新しくとも伝統的な枠組みの延長であり、
額縁に囲まれ、支持体をイーゼルに立てかけ、絵筆で描いていたのです。

それがポロックはすべて打ち破り、まったく新しい事をしたのです。
(「オールオーヴァーのポート絵画」の誕生)
キャンバスをイーゼルから床に置き、絵筆は筆というよりむしろ棒として使われ、
キャンバスの表面には触れない。
人物、静物、背景もなし。
画面に中心もなく(どこも同じような重点をもつ)ただ均質的に覆われている。
ポロックが内面から創造した世界だけがそこにあった。
内なるところから表現の源があった。
それは無限を意味する。
こうして、美術史上の画期的革命を起こしたのです。




【本展の楽しみ方①】
ジャクソン・ポロック=抽象表現主義というと難しそうなイメージがするかもしれません。
美術館の展覧会は、美術史や学術的に準じて企画・構成されるところがありますので、画期的な作品や後世に影響を与えた作品が注目作としてピックアップされたりもします。
その醍醐味も十分ありますが、そうした事を重要視しないで見られる方たちも、多くいらっしゃるかと思います。
そのような方たちは、ご自身が好きな画家か好きな作品かがポイントになるかと思うのですが、ではどのようにポロック展を楽しまれたらよいのか、私なりに思いつくことを書いてみたいと思います。

抽象絵画は何が描かれているのかわからないだけに、逆に自由に見て楽しむことができると思うのです。
正しい見方・解釈を気にしないで、五感を駆使して、色、音、感覚、空想、夢を物語を好きなようにイメージすれば楽しく見ることができると思います。

展示室の作品をささ~と流して見るのではなく、集中し時間をかけて細部を見たり、すこし離れたり、展示室全体を見渡してみると新しい発見や空想や、意味はなくとも感じたりできるかもしれません。
そうする事によって、好きな作品に巡り合えるかもしれません。
抽象絵画って無限の広がりが、そして観覧者にも無限の可能性のキッカケを与えてくれる作品だと思うのです。

1950年のラジオ番組のためのウィリアム・ライトによるインタビューで「現代美術の見方」としてポロックはこのように答えています。
「何かを探すべきではないと思います。そうではなくて、受身的に見ることです――そして、その絵画が差し出すべく持っているものを受け取ろうとし、主題の問題や探すことになるものについての先入観を持ち込まないようにすることです。」

【本展の楽しみ方②】
回顧展ということで章構成がほぼ年代順に区分けされています。
ポロックは44歳で死去したこともあり、アーティストとしては短命です。
作品を観ていると短期間に急激な作品の変貌も見受けられます。
作品は=彼の人生のようでもあります。
こうして、作品を年代順に観ていくことにより、彼を一生を一緒に辿ってみてはいかがでしょうか。

【本展の楽しみ方③】
さらに興味がわいた場合は、革新的な技法=ポーリングなどについて学ぶことにより、さらに違った見方ができると思います。
ポーリングの技法については、本展会場内に映像上映もしていますし、事前に当ブログ『大島徹也「ジャクソン・ポロック―オールオーヴァーのポード絵画の成立過程] 『愛知県美術館研究紀要』17号(2011年)、23-50頁。』をお読み頂くとさらに深く理解ができると思います。
また、図録の作品解説や論文等も必読です。

さらに、多数の関連イベントや愛知芸術文化センターアートライブラリーにて関連書籍などが用意されていますので、初級から上級まで、幅広く対応できるような完璧な体制が取られています。
この機会にジャクソン・ポロックの世界をとことん追求されてみてはいかがでしょうか。




【関連事業】(終了したイベントは除く)
■ シンポジウム 「2012年1月7日(土)」
テーマ: 「ジャクソン・ポロックがいま私たちに語りかけること」
パネリスト: 藤枝晃雄(美術批評家、武蔵野美術大学名誉教授)、
小西信之(美術批評家、愛知県立芸術大学准教授)、小池隆英(画家)、
岸本吉弘(画家、神戸大学大学院准教授)
モデレーター: 大島徹也(本展企画者、愛知県美術館学芸員)
日時: 2012年1月7日(土)、13:30-16:00 (途中15分休憩)
会場: 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA
※申し込み不要・ 聴講無料(先着150名)。当日、直接会場にお越しください。



■ 本展企画者による連続レクチャー(全4回) ←★〔注目〕
「11月27日、12月4日、11日、18日」

講師:大島徹也
日時: 11月27日(日) 14:00-15:00 「初期:自己を探し求めて」
12月4日(日) 14:00-15:00 「形成期:モダンアートへの参入」
12月11日(日) 14:00-15:00 「成熟期:革新の時」
12月18日(日) 14:00-15:00 「後期・晩期:苦悩の中で」
会場: 愛知芸術文化センター12階 アートスペースE・F
※申し込み不要・聴講無料(先着50名)。当日、直接会場にお越しください。


■ ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会、全6回)
11月26日(土) 11:00-11:40
12月3日(土) 11:00-11:40
12月10日(土) 11:00-11:40
12月17日(土) 11:00-11:40
1月6日(金) 18:30-19:10
1月13日(金) 18:30-19:10
※申し込み不要・聴講無料。観覧券をお持ちの上、開始時刻に美術館ロビーにお集まりください。



《展示》
■ 関連小展示「ジャクソン・ポロックとポップカルチャー」 
「2011年11月1日(火)-2012年1月22日(日)」

ポロックの芸術がアメリカや日本の大衆文化に与えた影響を、
レコードやファッション、玩具等の実際のさまざまな商品から探ります。
期間: 2011年11月1日(火)-2012年1月22日(日)
会場: 愛知芸術文化センター地下2階 アートスペースX前通路展示ケース
観覧可能時間: 9:00-21:00
※観覧無料。
※毎月第1、第3月曜日、および12月28日から1月2日までは愛知芸術文化センターが
閉館のためご覧いただけません。

《当ブログ 関連記事》
ジャクソン・ポロック展 小展示「ジャクソン・ポロックとポップカルチャー」 展示レポート


■ ポロック展関連資料展示 「2011年11月8日(火)―2012年1月末頃」
愛知芸術文化センターのアートライブラリーにて、本展会期中を中心に、
ライブラリーが所蔵するポロック関連の資料が展示されます。
場所: アートライブラリー (愛知芸術文化センター1階)
展示期間: 2011年11月8日(火)―2012年1月末頃
開館時間: 平日10:00-19:00 土曜・日曜・祝日10:00-18:00
閉館日: 毎週月曜日、毎月第3火曜日
(その日が祝日または振替休日に当たるときは開館し、その翌平日に休館 )
年末年始 (12月28日-1月3日) 
※愛知芸術文化センター特別開館の日(1月3日)は、
ライブラリーは閉館しますのでご注意ください。



《ワークショップ》
■ ワークショップ「ドリッピングに挑戦しよう」 「2011年12月3日(土)」

ポロックの代名詞とも言えるテクニック、ドリッピングに挑戦するワークショップです。
日時: 2011年12月3日(土) 13:30-16:00
会場: アートラボあいち2F (名古屋市中区錦2-10-30 TEL: 052-204-6444)
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅下車1番出口より北東へ徒歩3分
共催:   はち
協力:   あいちトリエンナーレ実行委員会
  ※汚れてもよい服装でご参加ください。





■ 愛知県美術館 大島徹也学芸員
本展はポロック研究者の愛知県美術館 大島徹也学芸員による自主企画展で、
開催のメイン館は愛知県美術館です。

ポロック展は過去なんどか構想は練られたのですが、
作品を集めることが困難という理由から実現できませんでした。

本展が実現したのは、大島学芸員の実績が高く評価され、
世界中の所蔵先が信頼により貸し出しを承諾してくださったからです。
こうして生誕100年を機に、二度と実現は不可能と言われる
大規模な展覧会が開催される運びにいたったのです。




【データ】
名称: 「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」
会場: 愛知県美術館 [ 愛知芸術文化センター10階 ]
会期: 2011年11月11日(金)-2012年1月22日(日) [58日間]

開館時間: 10:00-18:00 (金曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日: 毎週月曜日 [ただし2012年1月9日(月・祝)は開館]、
      2011年12月28日(水)-2012年1月2日(月)、1月10日(火)
      
2012年1月3日(火)は特別開館します。(開館時間は10:00-18:00)

アクセス: 地下鉄東山線・名城線「栄」駅/名鉄瀬戸線「栄町」駅下車、オアシス21連絡通路利用徒歩3分
      有料駐車場有600台、一般駐車料金30分以内ごとに250円(消費税込み)

主催: 愛知県美術館、読売新聞社、中京テレビ放送
巡回: 東京国立近代美術館 2012年2月10日(金)-5月6日(日)

展覧会公式ウェブサイト

愛知県美術館 公式サイト




【本展覧会を迎えて】
開会式と内覧会。
内なる気持ちが静かに高揚を感じる。
ゲストのスピーチに聞き入る。
皆様の言葉が、やけに胸に響いてきた。
招待者も非常に多く本展の注目度と熱気が伝わってくる。
しかし、撮影にも追われる。
展示室にはいると、緊張感というか、
不思議なエネルギーを感じる。
これは作品と本展にかかわった方たちの思いだろう。
その後、一人になると、やっとじんわりしてきた。
約1年前から記事を上げ、タイアップしてきたので、
私にも特別な思い入れがある。
企画者の方たちの事も思うとうれしくなりました。

ぜひ、1人でも多くの方たちにこのすばらしい展覧会を
ご覧頂けたらと思います。
完璧という言葉は語弊があるかもですが、
それほどの完成度を誇る展覧会だと思います。
作品の質、量、構成、企画、キャプション、文、関連イベント、図録等、
展覧会を構成するありとあらゆる面が完璧に構成され、
これほど充実した質の高い展覧会は、滅多にお目にかかれるものではありません。
惜しみない賛辞を贈りたいと思います。





参考・引用等: 本展覧会図録、鑑賞ガイド
大島徹也 「ジャクソン・ポロック――オールオーヴァーのポード絵画の成立過程」 『愛知県美術館研究紀要』17号(2011年)、23-50頁。



取材責任: 美静
写真撮影: 浅井雅弘



■ 画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
  画像の転用等は厳禁にてお願いいたします。



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日本画壇の風雲児 中村正義 新たなる全貌 展示室内レポート 名古屋市美術館

特別展「日本画壇の風雲児 中村正義 新たなる全貌」

名古屋市美術館


2011年 11月1日(火)― 12月25日(日)


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《空華》、1951年、紙本着彩 207.5×130.0cm、豊橋市美術博物館蔵

中村正義の日展時代の代表作。第7回日展に無鑑査で出品された。この頃、パステル調の色彩と単純化した形態によって、日本画から輪郭線を排除した新しいスタイルの作品を模索していた。空色のワンピースを着た可愛らしい少女が、赤色や黄色など鮮やかな花々が咲く庭に裸足で立っている童画風の作品は、当時から人気を博した。



【趣旨】
戦後、「日本画滅亡論」まで登場した日本画壇において、新しい時代の新しい日本画の創造を目指して活躍した中村正義。若くして日展の頂点に登り詰めながら、生来の批判精神と日本画壇の因襲への反発心から日展を脱退して、画題的にも画材的にも、日本画の既成概念を遥かに超越した多様多彩な絵画を描いて、「日本画壇の風雲児」と呼ばれました。
今回の展覧会では、戦後の日本画の革新運動の中心的な存在であった中村正義の変転し続けた芸術の「新たなる全貌」を、中村正義の美術館の全面的な協力を得て、総合的に紹介します。
日展出品作をはじめとした各時期の代表作だけでなく、知られざる初期の作品や長い間、所在不明であった代表作のほか、これまであまり出品されることのなかった分野の作品群も加えて、総計239点余による本格的な回顧展となります。


【感想】
疾風怒涛の如く展開される凄まじい作品の数々に終始圧倒されました。
年代と共に変貌してゆく様は、とても同一の画家とは思えず、
さながら絵画の万華鏡のようでした。
それは、中村正義が新しい世界の構築を目指し、
画家人生をかけ、つねに挑戦し続けた軌跡なのでしょう。

中村正義の作品からは、彼自身の魂が宿り伝えてくるかのようです。
美術作品は、やはり作家自らを表現し、観る人に何かを伝える作品が、
すばらしい作品だと思います。

ひとりの画家の半生が切々と胸に迫り来る渾身の展覧会。
ドラマチックです。






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左2点 自画像1953 豊橋市美術博物館 / 自画像(ノイローゼ)1954 中村正義の美術館

■ 自画像も多い正義ですが、この時期は肺結核が悪化し、長い療養生活を余儀なくされた時期。
自己の精神状態がとても伝わってくる印象的な作品でした。
右の色彩豊かな風景画と並ぶことにより、対比がより明確に感じます。


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自画像1956 中村正義の美術館 / 建築中の家 1957 丸山治郎氏

■ 風景画は、色使いや構図などから独特の雰囲気が感じられ、とても好きな作品です。
また画像上「建築中の家」1957もすばらしい作品です。

この時期(1950年代)の作品群は後半の迫力はありませんが、
静かで淡々とした表現が、個人的にはとても気に入っています。


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女〔赤い舞妓〕1957 豊橋市美術博物館 / 舞妓〔白い舞妓〕1958 荒井神社
舞妓〔黒い舞妓〕1959 BSN新潟放送(新潟市美術館寄託)

■ 画像右の舞妓〔黒い舞妓〕1959は傑作でしょう。
新しい表現を創造するという熱意と意思がひしひしと伝わってくる渾身の出来。


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蝦蟇仙人図1975 名古屋市美術館 / 鉄拐仙人図1975 名古屋市美術館 /
萬松寺不動堂八大童子1960 宗教法人萬松寺


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男女1963 徳島県立近代美術館


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瀟湘八景1964 豊橋市美術博物館


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男1965 岡崎市美術館 / 顔1965年頃 個人(東京)


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爽爽〔蒼明〕1966 岡崎市美術館 / 爽爽〔風景〕1966 愛知県美術館


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1968-69


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すべて1969


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何処へいく〔呪詛(世界に告ぐ、そのⅡ〕1974 豊橋市美術博物館


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すべて1974


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風景1974 ギャラリー飛鳥



【源平海戦絵巻シリーズ(全5部作)】

小泉八雲の原作映画「怪談」の第3話「耳無し抱一の話」の琵琶演奏による平家物語の
「壇ノ浦の段」の回想シーンのために制作された作品。

展示室に入るなり瞠目してしました。
展示室を覆う圧倒的な密度。
風格と細密な描写は本展覧会の最高にして最大の白眉でしょう。

このあまりにも有名な平家と源氏の戦い。
私もとても好きなお話しなので、大いに魅了されました。

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源平海戦絵巻 第4図 修羅 1964 東京国立近代美術館

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源平海戦絵巻 第3図 玉楼炎上 1964 東京国立近代美術館




【関連イベント】

■ 記念琵琶演奏 「平家物語」から「壇ノ浦」の段(約15分)
日時: 11月26日[土]/27日[日]
12月10日[土]/11日[日]
各日とも午後2時~と午後3時~の2回公演
演奏者: 北川鶴昇(琵琶演奏家)
場所: 常設展示室3(要入場券、定員50名、先着順)

■ ボランティアによるギャラリートーク
開催日
[11月]
30日[水]

[12月]
2日[金]、3日[土]、4日[日]、6日[火]、
13日[火]、14日[水]、16日[金]、17日[土]、18日[日]
20日[火]、21日[水]、23日[金・祝]
開始時間
10時30分~/13時30分~(約60分)
※要入場券
※都合により休止する場合がありますのでご了承ください。


【データ】
会  期: 平成23年11月1日(火)~12月25日(日)
休館日:  毎週月曜日
開館時間: 午前9時30分~午後5時 (祝日を除く金曜日は ~午後8時)
入場料:  一般1,100円 高大生700円 小中生400円
      ※入場は閉館の30分前まで
会  場: 名古屋市中区栄二丁目17番25号(白川公園内)
      名古屋市美術館 企画展示室1・2、常設展示室3
主  催: 名古屋市美術館、中日新聞社


名古屋市美術館 公式サイト

■参考・引用=本展覧会図録


■ 画像は主催者の許可を得て、記者内覧会時に撮影したものです。
  画像の転用はお控えください。


取材責任者: 美静
写真撮影者: 浅井雅弘


関連記事

ジャクソン・ポロック展 小展示「ジャクソン・ポロックとポップカルチャー」 展示レポ

■生誕100年 ジャクソン・ポロック展  愛知県美術館

2011年 11月11日(金)- 2012年 1月22日(日)


■関連小展示「ジャクソン・ポロックとポップカルチャー」
愛知芸術文化センター地下2階 アートスペースX前通路展示ケース


2011年 11月11日(金)- 2012年 1月22日(日)


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【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】


本展示はポロックの芸術が文化などに与えた影響をレコードなどの商品から彩る小展示です。

レコードのジャケットなどに使われるということは結びつきが考えられますが、水着などまでに使われていたとは少々驚きました。ですが、ビキニ商品を見ると違和感がなく現在でも通用しそうな商品になっています。ある意味、大衆に支持されるアートという点でも喜ばしいことだと思いますし、アートは歴史や文化から生まれるものだと思いますので、こうした商品化は必然かもしれません。現在でもアート作品はアートショップや展覧会のショップでも非常に多くの商品が販売されています。

こうした企画も違った側面からポロックを知るために、非常にすばらしい企画ですね。観覧時間も21時まで見ることできますし、また場所ですが、B2(オアシスから直結でアートショップナディッフがあるフロアでEV前を通りすぎて奥に進むと展示されていますので、ぜひご覧いただけたらと思います。


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■上段左: オーネット・コールマン 「フリー・ジャズ」
1961年(1960年録音) アトランティック 個人蔵
『キャプション』
1950年にポロックは、自分の制作方法について次のように言っている。「私はドローイングに取り組むのと同じ同じ感覚で絵画に取り組みます。すなわち、ダイレクトであるということです。私はドローイングから制作することはしません。」「即興性」という点において、ポロックの絵画とジャズ音楽の間には深い関連性があるが、このオーネット・コールマン(1930年-)のレコードのジャケットでは、1954年のポロックの絵画《白い光》(現在、ニューヨーク近代美術館蔵)が表紙のデザインに使われている。


■上段右: コンバース(アメリカ) 「ALL STAR HI」 絵具の飛び散り付きハイトップ
24㎝ $45.00 個人蔵

■下段: レッド・カーター(アメリカ) 「ジャクソン・ポロック・ビキニ」 2011年
サイズ(トップ):S $75.00 / サイズ(ボトム):S $75.00 個人蔵

【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】



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■上段左上: アメリカ合衆国郵便局
「今世紀を祝う――1940年代  第二次世界大戦がアメリカを変える」
1999年2月18日 $4.95 個人蔵

■上段右上: パーム・プレス(アメリカ)
「ジャクソン・ポロックくんのお母さん」(絵葉書)
1989年 写真=ベンノ・フリードマン 個人蔵

■上段右下: トップ・カンパニー(アメリカ)
「びちゃびちゃジャック」(トレーディング・カード)
ごみバケツ・キッズ シリーズ11 439A 個人蔵


■下段: アメリカ合衆国郵便局
「今世紀を祝う――1940年代  第二次世界大戦がアメリカを変える」 部分
1999年2月18日 $4.95 個人蔵

【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】


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【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】





【データ】
名称: 関連小展示「ジャクソン・ポロックとポップカルチャー」
会場: 愛知芸術文化センター地下2階 アートスペースX前通路展示ケース
期間: 2011年11月1日(火)-2012年1月22日(日)

■観覧可能時間: 9:00-21:00
※観覧無料。
※毎月第1、第3月曜日、および12月28日から1月2日までは愛知芸術文化センターが閉館のためご覧いただけません。



【データ】
名称: 「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」
会場: 愛知県美術館 [ 愛知芸術文化センター10階 ]
会期: 2011年11月11日(金)-2012年1月22日(日) [58日間]

開館時間: 10:00-18:00 (金曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日: 毎週月曜日 [ただし2012年1月9日(月・祝)は開館]、
      2011年12月28日(水)-2012年1月2日(月)、1月10日(火)
      
2012年1月3日(火)は特別開館します。(開館時間は10:00-18:00)

アクセス: 地下鉄東山線・名城線「栄」駅/名鉄瀬戸線「栄町」駅下車、オアシス21連絡通路利用徒歩3分
      有料駐車場有600台、一般駐車料金30分以内ごとに250円(消費税込み)

主催: 愛知県美術館、読売新聞社、中京テレビ放送
巡回: 東京国立近代美術館 2012年2月10日(金)-5月6日(日)

展覧会公式ウェブサイト

愛知県美術館 公式サイト


■ 画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
  画像の転用は厳禁にてお願いいたします。



取材責任: 美静
写真撮影: 浅井雅弘




【アメリカ文化 1940、50年代】

直接的な関係はありませんが、簡単にポロックの時代1940、50年代のアメリカ文化などを記述させていただきます。

【歴史】
1945年 第二次世界大戦の終戦
■冷戦時代=大戦後に世界を二分したアメリカ合衆国を盟主とする資本主義・自由主義陣営と、ソビエト連邦を盟主とする共産主義・社会主義陣営との対立構造。
■戦後短期間に急激な経済成長により自動車や家電製品など豊かな暮らし。

【映画】
1943年 カサブランカ
1946年 我等の生涯の最良の年
1950年 イヴの総て
1953年 ローマの休日
1954年 波止場

40年代から50年代前半くらいまではメロドラマや人間ドラマなどアメリカの良心のような作品が多いと思いますが、1954年マーロン・ブランドの「波止場」で新しい時代の反逆するヒーローが出現してきて、アメリカ映画も変貌の兆しをみせ、社会に反逆するダメヒーロー1960年代後半へのアメリカン・ニュー・シネマの先駆けとなります。ポロックが事故死する1956年の2年前に「波止場」製作されていますが、新しい時代といういみで繋がっているのではないかと思います。

余談ですが、映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」は1960年代以降のアメリカの歴史、文化にそって描かれていて、わかりやすく歴史を理解できます。
ケネディ、ベトナム戦争、冷戦、ウォーターゲート、KKK、プレスリー、ジョン・レノン、スマイリー・フェイス、アップル、ヒッピー、ドラッグなど。

【音楽】
アメリカ発の音楽に関してはジャズ、R&Bなどあるかと思いますが、1956年エルヴィス・プレスリーが「ハートブレイク・ホテル」でロックの王者となる。(1956年はポロックが事故死した年)後に、ビートルズなどに多大な影響を与える。

【ファッション】
1950年代はクリスチャン・ディオールの「ニュー・ルック」が先端ファッションとして流行。ニュールックとは女性らしいラインとウエストを絞ったスカートが特徴で、映画「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンのようなスタイル。戦後からの新しい時代の幕開けとして、消費も活発化し、同時にファッションも新しい時代へと突入。

【まとめ】
1945年に終戦し、1950年代はあらゆる文化が新しい時代の幕開けをした時代という印象で、この50年代の各文化が現代の礎になっています。ポロックの絶頂期が1950年前後と考えると、奇しくも他文化が新しい時代を切り開いた時の少し前として、現代アートの新しい扉を開いたポロックは本当に時代を先取りしていたのでしょう。


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生誕100年 ジャクソン・ポロック展 速報 展示室内写真レポ 愛知県美術館

生誕100年 ジャクソン・ポロック展  愛知県美術館

2011年 11月11日(金)― 2012年 1月22日(日)


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愛知県美術館 村田館長
ポロック展の事がよく理解できるすばらしいスピーチをお聞かせ頂けました。

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ゲスト アーティストの石井竜也氏(中央)
ポロックへの熱いメッセージをお聞かせいただけましたが、
時々全身を使ってのアクションを交えられた話術に惹き込まれ魅了されました。

【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】


【主旨】
ジャクソン・ポロックは1912年、アメリカ西部の街コディに生まれました。一家で西部を転々とした後、18歳の時、美術を学ぶためにニューヨークに出てきます。はじめは自国の地方主義の絵画やネイティヴ・アメリカンの芸術、またメキシコ壁画などに強い影響を受けましたが、やがてキュビスムやシュルレアリスムなど、ヨーロッパのモダンアートを本格的に吸収し始めます。そうした形成期を経て、戦後まもない1947年、ポロックはキャンバスを床に広げてその上一面に塗料を撒き散らす独創的なスタイルとテクニックによって、絵画芸術の新しい地平を切り開きました。その後ポロックの仕事は、カラーフィールド・ペインティングをはじめ、後続の絵画に大きな影響を及ぼすとともに、ハプニングなど、絵画や彫刻といった従来の枠を超え出た新しい種類の芸術をも引き起こしてゆきます。また、そのようなポロックの活躍に促されて、モダンアートの中心は名実ともにパリからニューヨークへと移っていったのでした。今日ポロックが現代美術の出発点とされる所以です。
 本展は、このジャクソン・ポロックというエポック・メーキングな画家の生誕100年を記念して開催するもので、世界的には1998-99年(ニューヨーク近代美術館、テート・ギャラリー)以来12年ぶりの、そして我が国では実に初のポロック回顧展となります。また、ポロックの実作品が日本で初めて紹介されたのは1951年の第3回読売アンデパンダン展においてでしたが、それは当時の日本の美術界に強い衝撃を与え、数年後に結成される具体美術協会の活動などにも大きな影響を与えました。本展では、その1951年の展覧会で展示されたポロックの2作品(現在、ニューヨーク近代美術館蔵とインディアナ大学美術館蔵)も、60年ぶりに再び日本に来ます。これらの大きな国内的意義に加え、さらに本展は国外からも強く注目される二つの独自な切り口を備えています。一つには、ポロックのスタジオの実物大モデル、彼が使用していた画材、制作中の彼を捉えた映像や写真、さらにはそれらの映像や写真に写っているいくつかの作品の現物を会場で併せて展示することによって、一般に「アクション・ペインティング」の名で知られるポロックの成熟期の秘儀的な制作の核心に迫ってゆきます。また、ポロックを同時代的に取り上げたメディアの動向にも注目し、生前に彼の仕事を特集したアメリカおよび日本の新聞や雑誌と、それらの出版物に掲載された作品を並べて展示することで、ポロック芸術についての大衆的イメージがいかに形成されていったか、さらに、その中でいかにポロックが戦後アメリカの文化的ヒーローとして押し上げられていったのかといった問題にも鋭く切り込んでゆきます。
 このように本格的なポロックの個展は世界的に見ても稀有であり、生誕100年を機に開催する本展は、このジャクソン・ポロックという巨匠の意義を見つめ直すまたとない機会となるでしょう。


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左: 「無題」 蛇の仮面のある構成 1938-41年頃 個人蔵
右: 「パネルG」 1934-38年頃 ポロック=クラズナー財団

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左: 「無題」 習作シート 1939-42年頃 メトロポリタン美術館
中: 「無題」 失われたスケッチブックのページ 1936-42年頃 メトロポリタン美術館
右: 「無題」 1939-42年頃 ポロック=クラズナー財団

【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】



【展覧会の見どころ】
■ 日本で初めてのポロック回顧展
本展は、日本の美術界が長年にわたって待望しつつも、今日まで実現されずにきたポロックの日本初となる回顧展です。現在国内に所蔵されている約30点のポロック作品すべてが一堂に会します。さらに、アメリカやイギリス、ドイツ、スイス、オーストラリアなど世界の美術館やプライベート・コレクションからも重要作を集め、質・量ともに今後日本では二度と実施することができないような規模のポロック展となります。

■ 日本とポロックの関係における記念碑的2作品
ポロックの作品が日本に初めてやってきたのは、1951年の第3回読売アンデパンダン展においてでした。その時展示された2作品、《ナンバー7, 1950》と《ナンバー11, 1949》は大きな反響を呼び、後者は同年の『みづゑ』誌の表紙を飾りました。今回のポロック展では、その2点が60年ぶりに来日します。

■ ポロックのアトリエ再現
本展では、塗料の飛び散った床面まで忠実に複製して、ポロックのアトリエを原寸大で再現します。アトリエの床面に立ってポロックの特殊な制作フィールドを体感すれば、きっとポロックの制作の真髄に触れることができるでしょう。ポロックが使用していた画材の現物も、再現アトリエの内部に特別展示されます。



【出品作品数】  
全64点: 油彩画 37点/ 彫刻 2点/ 水彩画 2点/ ドローイング 8点/ 版画 15点


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「緑、黒、黄褐色のコンポジション」 1951 川村記念美術館

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「無題」 1951 個人蔵

【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】



【データ】
名称: 「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」
会場: 愛知県美術館 [ 愛知芸術文化センター10階 ]
会期: 2011年11月11日(金)-2012年1月22日(日) [58日間]

開館時間: 10:00-18:00 (金曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日: 毎週月曜日 [ただし2012年1月9日(月・祝)は開館]、
      2011年12月28日(水)-2012年1月2日(月)、1月10日(火)
      
2012年1月3日(火)は特別開館します。(開館時間は10:00-18:00)

アクセス: 地下鉄東山線・名城線「栄」駅/名鉄瀬戸線「栄町」駅下車、オアシス21連絡通路利用徒歩3分
      有料駐車場有600台、一般駐車料金30分以内ごとに250円(消費税込み)

主催: 愛知県美術館、読売新聞社、中京テレビ放送
巡回: 東京国立近代美術館 2012年2月10日(金)-5月6日(日)


展覧会公式ウェブサイト

愛知県美術館 公式サイト

■ 後日 本レポート記事公開他記事公開予定


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原寸大アトリエ再現(部分)

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【画像は主催者の許可を得て撮影したものです。】



【関連事業】

『開催日順』 会期: 2011年11月11日(金)-2012年1月22日(日)
■ 2011. 11月
11月11日(金) 「嶋本昭三パフォーマンス」 (初日)

11月12日(土) 「記念講演会」

11月26日(土) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」

11月27日(日) 「本展企画者による連続レクチャー(全4回)」1回目


■ 2011. 12月
12月03日(土) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」

12月03日(土) 「ワークショップ(ドリッピングに挑戦しよう)」

12月04日(日) 「本展企画者による連続レクチャー(全4回)」2回目

12月10日(土) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」

12月11日(日) 「本展企画者による連続レクチャー(全4回)」3回目

12月17日(土) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」

12月18日(日) 「本展企画者による連続レクチャー(全4回)」4回目


■ 2012. 01月
01月06日(金) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」

01月07日(土) 「シンポジウム」

01月13日(金) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」



■ 嶋本昭三パフォーマンス 「2011年11月11日(金)」
ポロックの芸術に強い刺激を受けた日本の前衛美術集団、具体美術協会。
その設立メンバーの一人であるアーティスト嶋本昭三がパフォーマンスを行います。
日時: 2011年11月11日(金) 15:00-15:30
  会場: 愛知芸術文化センター内 (詳細は後日展覧会公式ウェブサイトで発表します)
※申し込み不要・観覧無料。当日、直接会場にお越しください。


■ 記念講演会 「2011年11月12日(土)」
題目: 「ジャクソン・ポロック――その芸術と人生と遺産」
講師: へレン・A・ハリソン (ポロック=クラズナーハウス・アンド・スタディセンター、ディレクター)
日時: 2011年11月12日(土)、13:30-15:00
会場: 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA
共催: 名古屋アメリカンセンター
※申し込み不要・ 聴講無料(先着150名)。当日、直接会場にお越しください。
※講演には逐次通訳がつきます。


■ シンポジウム 「2012年1月7日(土)」
テーマ: 「ジャクソン・ポロックがいま私たちに語りかけること」
パネリスト: 藤枝晃雄(美術批評家、武蔵野美術大学名誉教授)、
小西信之(美術批評家、愛知県立芸術大学准教授)、小池隆英(画家)、
岸本吉弘(画家、神戸大学大学院准教授)
モデレーター: 大島徹也(本展企画者、愛知県美術館学芸員)
日時: 2012年1月7日(土)、13:30-16:00 (途中15分休憩)
会場: 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA
※申し込み不要・ 聴講無料(先着150名)。当日、直接会場にお越しください。



■ 本展企画者による連続レクチャー(全4回) 「11月27日、12月4日、11日、18日」
講師:大島徹也
日時: 11月27日(日) 14:00-15:00 「初期:自己を探し求めて」
12月4日(日) 14:00-15:00 「形成期:モダンアートへの参入」
12月11日(日) 14:00-15:00 「成熟期:革新の時」
12月18日(日) 14:00-15:00 「後期・晩期:苦悩の中で」
会場: 愛知芸術文化センター12階 アートスペースE・F
※申し込み不要・聴講無料(先着50名)。当日、直接会場にお越しください。


■ ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会、全6回)
11月26日(土) 11:00-11:40
12月3日(土) 11:00-11:40
12月10日(土) 11:00-11:40
12月17日(土) 11:00-11:40
1月6日(金) 18:30-19:10
1月13日(金) 18:30-19:10
※申し込み不要・聴講無料。観覧券をお持ちの上、開始時刻に美術館ロビーにお集まりください。



《展示》
■ 関連小展示「ジャクソン・ポロックとポップカルチャー」 「2011年11月1日(火)-2012年1月22日(日)」
ポロックの芸術がアメリカや日本の大衆文化に与えた影響を、
レコードやファッション、玩具等の実際のさまざまな商品から探ります。
期間: 2011年11月1日(火)-2012年1月22日(日)
会場: 愛知芸術文化センター地下2階 アートスペースX前通路展示ケース
観覧可能時間: 9:00-21:00
※観覧無料。
※毎月第1、第3月曜日、および12月28日から1月2日までは愛知芸術文化センターが
閉館のためご覧いただけません。


■ ポロック展関連資料展示 「2011年11月8日(火)―2012年1月末頃」
愛知芸術文化センターのアートライブラリーにて、本展会期中を中心に、
ライブラリーが所蔵するポロック関連の資料が展示されます。
場所: アートライブラリー (愛知芸術文化センター1階)
展示期間: 2011年11月8日(火)―2012年1月末頃
開館時間: 平日10:00-19:00 土曜・日曜・祝日10:00-18:00
閉館日: 毎週月曜日、毎月第3火曜日
(その日が祝日または振替休日に当たるときは開館し、その翌平日に休館 )
年末年始 (12月28日-1月3日) 
※愛知芸術文化センター特別開館の日(1月3日)は、
ライブラリーは閉館しますのでご注意ください。



《ワークショップ》
■ ワークショップ「ドリッピングに挑戦しよう」 「2011年12月3日(土)」

ポロックの代名詞とも言えるテクニック、ドリッピングに挑戦するワークショップです。
日時: 2011年12月3日(土) 13:30-16:00
会場: アートラボあいち2F (名古屋市中区錦2-10-30 TEL: 052-204-6444)
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅下車1番出口より北東へ徒歩3分
共催:   はち
協力:   あいちトリエンナーレ実行委員会
  ※汚れてもよい服装でご参加ください。




■ 画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
  画像の転用は厳禁にてお願いいたします。



取材責任: 美静
写真撮影: 浅井雅弘


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生誕100年 ジャクソン・ポロック展  愛知県美術館  展覧会ニュース

生誕100年 ジャクソン・ポロック展  愛知県美術館

2011年 11月11日(金)― 2012年 1月22日(日)


ナンバー11-1949
ジャクソン・ポロック 《ナンバー11, 1949》 1949年
デュコ・アルミニウム塗料/キャンバス 114.3 x 120.7 cm インディアナ大学美術館
ⓒ 2011, Indiana University Art Museum / Jane and Roger Wolcott Memorial, Gift of Thomas T. Solley, 75.87
Photograph by Michael Cavanagh and Kevin Montague




【主旨】
ジャクソン・ポロックは1912年、アメリカ西部の街コディに生まれました。一家で西部を転々とした後、18歳の時、美術を学ぶためにニューヨークに出てきます。はじめは自国の地方主義の絵画やネイティヴ・アメリカンの芸術、またメキシコ壁画などに強い影響を受けましたが、やがてキュビスムやシュルレアリスムなど、ヨーロッパのモダンアートを本格的に吸収し始めます。そうした形成期を経て、戦後まもない1947年、ポロックはキャンバスを床に広げてその上一面に塗料を撒き散らす独創的なスタイルとテクニックによって、絵画芸術の新しい地平を切り開きました。その後ポロックの仕事は、カラーフィールド・ペインティングをはじめ、後続の絵画に大きな影響を及ぼすとともに、ハプニングなど、絵画や彫刻といった従来の枠を超え出た新しい種類の芸術をも引き起こしてゆきます。また、そのようなポロックの活躍に促されて、モダンアートの中心は名実ともにパリからニューヨークへと移っていったのでした。今日ポロックが現代美術の出発点とされる所以です。
 本展は、このジャクソン・ポロックというエポック・メーキングな画家の生誕100年を記念して開催するもので、世界的には1998-99年(ニューヨーク近代美術館、テート・ギャラリー)以来12年ぶりの、そして我が国では実に初のポロック回顧展となります。また、ポロックの実作品が日本で初めて紹介されたのは1951年の第3回読売アンデパンダン展においてでしたが、それは当時の日本の美術界に強い衝撃を与え、数年後に結成される具体美術協会の活動などにも大きな影響を与えました。本展では、その1951年の展覧会で展示されたポロックの2作品(現在、ニューヨーク近代美術館蔵とインディアナ大学美術館蔵)も、60年ぶりに再び日本に来ます。これらの大きな国内的意義に加え、さらに本展は国外からも強く注目される二つの独自な切り口を備えています。一つには、ポロックのスタジオの実物大モデル、彼が使用していた画材、制作中の彼を捉えた映像や写真、さらにはそれらの映像や写真に写っているいくつかの作品の現物を会場で併せて展示することによって、一般に「アクション・ペインティング」の名で知られるポロックの成熟期の秘儀的な制作の核心に迫ってゆきます。また、ポロックを同時代的に取り上げたメディアの動向にも注目し、生前に彼の仕事を特集したアメリカおよび日本の新聞や雑誌と、それらの出版物に掲載された作品を並べて展示することで、ポロック芸術についての大衆的イメージがいかに形成されていったか、さらに、その中でいかにポロックが戦後アメリカの文化的ヒーローとして押し上げられていったのかといった問題にも鋭く切り込んでゆきます。
 このように本格的なポロックの個展は世界的に見ても稀有であり、生誕100年を機に開催する本展は、このジャクソン・ポロックという巨匠の意義を見つめ直すまたとない機会となるでしょう。



【展覧会の見どころ】
■ 日本で初めてのポロック回顧展
本展は、日本の美術界が長年にわたって待望しつつも、今日まで実現されずにきたポロックの日本初となる回顧展です。現在国内に所蔵されている約30点のポロック作品すべてが一堂に会します。さらに、アメリカやイギリス、ドイツ、スイス、オーストラリアなど世界の美術館やプライベート・コレクションからも重要作を集め、質・量ともに今後日本では二度と実施することができないような規模のポロック展となります。

■ 日本とポロックの関係における記念碑的2作品
ポロックの作品が日本に初めてやってきたのは、1951年の第3回読売アンデパンダン展においてでした。その時展示された2作品、《ナンバー7, 1950》と《ナンバー11, 1949》は大きな反響を呼び、後者は同年の『みづゑ』誌の表紙を飾りました。今回のポロック展では、その2点が60年ぶりに来日します。

■ ポロックのアトリエ再現
本展では、塗料の飛び散った床面まで忠実に複製して、ポロックのアトリエを原寸大で再現します。アトリエの床面に立ってポロックの特殊な制作フィールドを体感すれば、きっとポロックの制作の真髄に触れることができるでしょう。ポロックが使用していた画材の現物も、再現アトリエの内部に特別展示されます。



【出品作品数】  
全64点: 油彩画 37点/ 彫刻 2点/ 水彩画 2点/ ドローイング 8点/ 版画 15点



ナンバー9-1950
ジャクソン・ポロック 《ナンバー9, 1950》 1950年
エナメル塗料/茶色の綿帆布 91.4 x 132 cm セゾン現代美術館



【データ】
名称: 「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」
会場: 愛知県美術館 [ 愛知芸術文化センター10階 ]
会期: 2011年11月11日(金)-2012年1月22日(日) [58日間]

開館時間: 10:00-18:00 (金曜日は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日: 毎週月曜日 [ただし2012年1月9日(月・祝)は開館]、
      2011年12月28日(水)-2012年1月2日(月)、1月10日(火)
      
2012年1月3日(火)は特別開館します。(開館時間は10:00-18:00)

アクセス: 地下鉄東山線・名城線「栄」駅/名鉄瀬戸線「栄町」駅下車、オアシス21連絡通路利用徒歩3分
      有料駐車場有600台、一般駐車料金30分以内ごとに250円(消費税込み)

主催: 愛知県美術館、読売新聞社、中京テレビ放送
巡回: 東京国立近代美術館 2012年2月10日(金)-5月6日(日)


展覧会公式ウェブサイト

愛知県美術館 公式サイト


カット・アウト
ジャクソン・ポロック 《カット・アウト》 1948-1958年
油彩、エナメル塗料、アルミニウム塗料など/厚紙、ファイバーボード 77 x 56.8 cm 大原美術館




【関連事業】

『開催日順』 会期: 2011年11月11日(金)-2012年1月22日(日)
■ 2011. 11月
11月11日(金) 「嶋本昭三パフォーマンス」 (初日)

11月12日(土) 「記念講演会」

11月26日(土) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」

11月27日(日) 「本展企画者による連続レクチャー(全4回)」1回目


■ 2011. 12月
12月03日(土) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」

12月03日(土) 「ワークショップ(ドリッピングに挑戦しよう)」

12月04日(日) 「本展企画者による連続レクチャー(全4回)」2回目

12月10日(土) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」

12月11日(日) 「本展企画者による連続レクチャー(全4回)」3回目

12月17日(土) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」

12月18日(日) 「本展企画者による連続レクチャー(全4回)」4回目


■ 2012. 01月
01月06日(金) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」

01月07日(土) 「シンポジウム」

01月13日(金) 「ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会)」



■ 嶋本昭三パフォーマンス 「2011年11月11日(金)」
ポロックの芸術に強い刺激を受けた日本の前衛美術集団、具体美術協会。
その設立メンバーの一人であるアーティスト嶋本昭三がパフォーマンスを行います。
日時: 2011年11月11日(金) 15:00-15:30
  会場: 愛知芸術文化センター内 (詳細は後日展覧会公式ウェブサイトで発表します)
※申し込み不要・観覧無料。当日、直接会場にお越しください。


■ 記念講演会 「2011年11月12日(土)」
題目: 「ジャクソン・ポロック――その芸術と人生と遺産」
講師: へレン・A・ハリソン (ポロック=クラズナーハウス・アンド・スタディセンター、ディレクター)
日時: 2011年11月12日(土)、13:30-15:00
会場: 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA
共催: 名古屋アメリカンセンター
※申し込み不要・ 聴講無料(先着150名)。当日、直接会場にお越しください。
※講演には逐次通訳がつきます。


■ シンポジウム 「2012年1月7日(土)」
テーマ: 「ジャクソン・ポロックがいま私たちに語りかけること」
パネリスト: 藤枝晃雄(美術批評家、武蔵野美術大学名誉教授)、
小西信之(美術批評家、愛知県立芸術大学准教授)、小池隆英(画家)、
岸本吉弘(画家、神戸大学大学院准教授)
モデレーター: 大島徹也(本展企画者、愛知県美術館学芸員)
日時: 2012年1月7日(土)、13:30-16:00 (途中15分休憩)
会場: 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA
※申し込み不要・ 聴講無料(先着150名)。当日、直接会場にお越しください。



■ 本展企画者による連続レクチャー(全4回) 「11月27日、12月4日、11日、18日」
講師:大島徹也
日時: 11月27日(日) 14:00-15:00 「初期:自己を探し求めて」
12月4日(日) 14:00-15:00 「形成期:モダンアートへの参入」
12月11日(日) 14:00-15:00 「成熟期:革新の時」
12月18日(日) 14:00-15:00 「後期・晩期:苦悩の中で」
会場: 愛知芸術文化センター12階 アートスペースE・F
※申し込み不要・聴講無料(先着50名)。当日、直接会場にお越しください。


■ ギャラリー・トーク (学芸員による展示説明会、全6回)
11月26日(土) 11:00-11:40
12月3日(土) 11:00-11:40
12月10日(土) 11:00-11:40
12月17日(土) 11:00-11:40
1月6日(金) 18:30-19:10
1月13日(金) 18:30-19:10
※申し込み不要・聴講無料。観覧券をお持ちの上、開始時刻に美術館ロビーにお集まりください。



《展示》
■ 関連小展示「ジャクソン・ポロックとポップカルチャー」 「2011年11月1日(火)-2012年1月22日(日)」
ポロックの芸術がアメリカや日本の大衆文化に与えた影響を、
レコードやファッション、玩具等の実際のさまざまな商品から探ります。
期間: 2011年11月1日(火)-2012年1月22日(日)
会場: 愛知芸術文化センター地下2階 アートスペースX前通路展示ケース
観覧可能時間: 9:00-21:00
※観覧無料。
※毎月第1、第3月曜日、および12月28日から1月2日までは愛知芸術文化センターが
閉館のためご覧いただけません。


■ ポロック展関連資料展示 「2011年11月8日(火)―2012年1月末頃」
愛知芸術文化センターのアートライブラリーにて、本展会期中を中心に、
ライブラリーが所蔵するポロック関連の資料が展示されます。
場所: アートライブラリー (愛知芸術文化センター1階)
展示期間: 2011年11月8日(火)―2012年1月末頃
開館時間: 平日10:00-19:00 土曜・日曜・祝日10:00-18:00
閉館日: 毎週月曜日、毎月第3火曜日
(その日が祝日または振替休日に当たるときは開館し、その翌平日に休館 )
年末年始 (12月28日-1月3日) 
※愛知芸術文化センター特別開館の日(1月3日)は、
ライブラリーは閉館しますのでご注意ください。



《ワークショップ》
■ ワークショップ「ドリッピングに挑戦しよう」 「2011年12月3日(土)」

ポロックの代名詞とも言えるテクニック、ドリッピングに挑戦するワークショップです。
日時: 2011年12月3日(土) 13:30-16:00
会場: アートラボあいち2F (名古屋市中区錦2-10-30 TEL: 052-204-6444)
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅下車1番出口より北東へ徒歩3分
共催:   はち
協力:   あいちトリエンナーレ実行委員会
  ※汚れてもよい服装でご参加ください。



《レストラン》
■ ポロック展×ウルフギャング・パック 特別メニュー企画
ポロックにちなんだニューヨーク・スタイルのランチを、ポロック展会期中、
展覧会チケットをご提示いただいたお客様に、定価2,000円のところ1,500円でご提供します。
場所: ウルフギャング・パック レストラン&カフェ 愛知芸術文化センター店
(愛知芸術文化センター10階)
※営業時間・定休日など詳しい情報は、レストランのウェブサイト
(http://www.wp-japan.jp/shop/cafe_aichi.html)でご確認ください。


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ジャクソン・ポロック 《ナンバー11, 1950》 1950年
エナメル塗料/キャンバス 146 x 352 cm ダロス・コレクション
Daros Collection, Switzerland




■ 画像の転用はお控え下さい。

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浅井雅弘 「なにをみているの」山本邸 ながくて芸術団 展示室内写真レポート

浅井雅弘 なにをみているの 山本邸南側平屋 ながくて芸術団

2011年 10月22日(土)― 11月13日(日)



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「drop bound」 2011 インクジェットプリント


「ながくて芸術団」山本邸の展覧会を観てきました。
この山本邸は愛知芸大が開校した当時に建てられたアパートや平屋で、
現在は使われていないようです。

平屋もアパートも歴史を感じさせる貴重な建物。
その平屋で浅井雅弘さんの作品が展示されています。

時を経過した空間と雰囲気と作品が相まって独特の雰囲気が感じます。
webカメラを使用した作品は、おそらく写ったものを記録し、
再映像として映しだしているのでは←(本人に確認したら違ってました。)

建物を空間を見事につかったユニークな鑑賞方法・位置など、
とても不思議な体験を感じさせ、一見シンプルな構成ながら、
いつのまにか惹きつけられ、はまり込んでゆく感覚に陥りました。

知的好奇心を刺激する作品。

追記
一見よくわからない作品ですが実はものすごく高次元。
平屋空間を司り見事な融合を見せる。
本領発揮は高度な事をわからせずに、初心者でも疑問を投げかけ自然と誘導し体感させる事。
単純に楽しく惹き込む。
観念的で知的ながらやさしい。

圧巻の作品です。


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「What are you looking at?」 2011
webカメラ、モニター、PC、processing


【浅井 雅弘 asai masahiro 略歴】

1985  名古屋生まれ
2004  愛知県立旭丘高校美術科卒業
2010  名古屋芸術大学 絵画科 洋画コース卒業
現在  同大学 大学院 美術研究科 同時代表現研究領域 2年 在籍


《主なグループ展示》
2008
「記憶の庭で遊ぶ」 (東山荘/愛知)
「展覧会をつくろう!」 (ゲストキュレーター:市原 研太郎) ( Art & Design Center/愛知)
「境界から見えるモノ」 (ゲストキュレーター:松尾 恵)  (Art & Design Center/愛知)

2009
「game×boys」 (Art & Design Center/愛知)

2010
「Unique Commons -わたしだけのみんなのもの-」 (名古屋芸術大学 美術学部 洋画卒業生展) (Art & Design Center/愛知)
「常滑フィールド・トリップ2010」 (常滑市やきもの散歩道周辺/愛知)

2011
「Various Speeds」 (MATSUO MEGUMI +VOICE GALLERY pfs/w /京都)
「湯谷温泉、春に向かう光」 (きてみん!奥三河アートの森 内 企画展)(湯谷温泉街/愛知)
「でらArt in 徳川園 『牡丹』 」 (徳川園/愛知)
「invisible loophole」 (アートラボあいち/愛知)

浅井雅弘 公式サイト



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「time of edge 」 2007(2011再制作)
卵、糸、インビジブルスレッド サイズ可変


【データ】
会場: 山本邸
会期: 2011.10.22(土)~11.13(日)
※山本邸は木、金、土、日のみ開場
時間: 10:00~17:00


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■ 画像は作家の許可を得て撮影したものです。
 転用はお控えください。


撮影: 美静


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メナード美術館コレクション名作展  展示室内写真レポート

メナード美術館コレクション名作展  

2011年 9月15日(木)― 12月23日(金・祝)


【美静の言葉】
とても楽しみにしていたコレクション名作展。19世紀後半の印象派から戦後の絵画までと、現代アートに通じ、もっとも親しみを感じる時代の名作が1400点あまりのコレクションの中から、西洋絵画、日本画、日本洋画、彫刻、工芸の各ジャンルより選りすぐりの作品92点が集められています。

この傑作群が所蔵ということにまず驚かされます。世界中から集められた企画展のようで、さらに、すばらしい点は、美術史に名を刻んだ画家たちの作品が一同に展示されているだけではなく、1点1点の作品の質が非常に高いことが特筆すべき点でしょう。

また、愛知県内はもとより全国的に見ても、希少な画家の作品も多いことも注目に値します。クノップフ、スーラ、アンソール、ファイニンガー、ブラック、シーレ、デルヴォー、そして昨年9月に初公開された「ルネ・マグリット」など、キラ星のごとく名画が展示されています。

美術史の流れが名画と共に楽しめると思います。




【西洋絵画】
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ジェームズ・アンソール 「仮面の中の自画像」 1899年

《ジェームズ・アンソール 「仮面の中の自画像」 1899年》

メナード美術館の看板作品であるジェームズ・アンソール絶頂期の代表作的傑作。本作品は世界の美術館からの貸し出し要望も多いそうです。

中央の髭の男性がアンソールだと思われますが、仮面の顔は彼自身でもあるかもしれませんし、人間の奥深く隠された様々な一面なのかもしれません。赤色が意味ふかく象徴的です。

ジェームズ・アンソール(1860―1949 ベルギー)
画壇の異端児とされながらも、1933年にはフランスのレジオン・ドヌール勲章を得て、20世紀美術の先駆者の一人と評価されています。




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画像左から

■ アンリ・マティス 「ヴェールをかぶった女」 1942
■ ライオネル・ファイニンガー 《プロポーズ》1907 『日本初公開』 
■ モーリス・ドニ 「ダンス」 1905頃
■ クロード・モネ 「チャリング・クロス橋」 1899
■ ポール・セザンヌ 「麦藁帽子をかぶった子供」 1896~1902頃
■ エドゥワール・マネ 「黒い帽子のマルタン夫人」 1881 前期9/15ー10/30のみ展示


《日本初公開 ライオネル・ファイニンガー「プロポーズ」1907年》

本展覧会の最大の注目は日本初公開のライオネル・ファイニンガー「プロポーズ」1907年でしょう。ライオネル・ファイニンガーと言うとドイツ表現主義とキュビスムを融合させた、光に満ちあふれた作品の数々が思い出されますが、私も大好きな画家の一人です。公立館・私立館など公開しているところでは3作品目の希少な画家。


「プロポーズ」は、一群の光に満ちあふれた作品とは一味違う作風ゆえに、さらなる希少性を感じさせます。今のアパレルデザイナーのデッサン画のようにファッショナブルで、色彩のセンスも抜群、構図もとても凝っています。そして人物の表情やポーズなど、ストーリーの1シーンかのようで、興味がわいてきます。

《「プロポーズ」1907年》
1907年、ドイツで風刺画家・漫画家としてすでに成功を収めていたファイニンガーは、新しい表現形式として、油彩画に取り組みます。「プロポーズ」はファイニンガーが初めてキャンバスに描いた最初期の油彩画と考えられ、彼の画業の中でも重要な位置を占めます。ファイニンガー、30代半ばのときのことでした。この作品は、同1907年に、フランスの雑誌『ル・テモワン』へ彼自身が寄せた風刺画を基に描かれています。この作品以降、次々と油彩画を制作していくファイニンガー。やがて、ドイツ表現主義とキュビスムを融合させ、モチーフが結晶化したような独特の画面を生み出し、透明で光に満ちた造形美を完成させていきます。この意味で、「プロポーズ」は彼の原点ともいえる記念碑的な作品です。




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クロード・モネ 「チャリング・クロス橋」 1899年

本展覧会の中でもっとも好きな作品の一つ。
淡く繊細な桜色が本当に綺麗で、モネの絵は時代を感じさせず、
今、その風景を目の前にしているような感覚にいざなってくれます。


■ 西洋絵画の章
本展覧会の白眉たる章。
マネを出発点とする近代フランス美術が中心となっています。
19世紀後半の印象派(モネ)、ポスト印象派(セザンヌ、ゴッホ)、
象徴主義(モロー、ルドン)。
20世紀に入るとフォーヴィスム(マティス、ルオー)、
キュビスム(ピカソ、ブラック)。
ベルギーではアンソール、クノップフ
ドイツではカンディンスキー、クレー
ロシア出身のシャガール
20世紀初頭のウィーンでのエゴン・シーレ
そしてドイツ表現主義とキュビスムを融合させたファイニンガー。





【日本画・工芸】
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前期9/15-10/30の展示室内  後期11/1-12/23から作品がほとんど入れ替わります。




【日本洋画】
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上段: 高村光太郎 「栄螺」 1930年




【戦後の絵画】
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【関連イベント】

《学芸員によるスライドトーク》
■ 11月9日[水] 19世紀末から20世紀初頭のパリを中心に
天才って?ゴッホとピカソの場合

■ 11月19日[土] 浮世絵から現代日本画まで
美人を探せ!日本画に描かれた女性像

■ 12月10日[土] 明治、大正、昭和の洋画界の展望
カラダの表現 -洋画のなかの裸婦像から-

時間: 各日 午後2時~/約30分
会場: アネックス・ホール (別館)
参加無料・要入館券・申込不要


《館長トーク》
■ 12月3日[土]「展覧会の舞台裏を語る」
講師: 相羽規充(あいばのりみち)/ 当館館長

時間: 午後2時~/約60分
会場: アネックス・ホール (別館)
参加無料・要入館券・申込不要


■ 他にもイベントがございます。
  詳細はメナード美術館公式サイトで公開されています。




【データ】
展覧会名: メナード美術館コレクション名作展
会期: 2011年9月15日[木]- 2011年12月23日[金・祝]
( 前期展示:9/15-10/30、後期展示:11/1-12/23 )

開館時間: 午前10時~午後5時 (最終入館は4時30分まで)
休館日: 月曜日(但し9/19、10/10は開館)、9/20、10/11
会場: メナード美術館
〒485-0041 愛知県小牧市小牧5-250
TEL: 0568-75-5787
主催: メナード美術館

■ 画像の作品は全て前期9/15-10/30の展示作品です。
  前期と後期で作品が一部入れ替わりますので、ご了承ください。


メナード美術館 公式サイト

■ 全作品メナード美術館所蔵


■ 画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
  転用はお控え下さい。


取材・撮影: 美静


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大原 結 ディレクター  インタビュー&紹介  INAXギャラリー名古屋

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「種子のデザイン -旅するかたち-」展  展示会場


INAXギャラリー名古屋のディレクターとしてご活躍されている
大原 結さんのご紹介です。
INAXギャラリー名古屋は独創的なコンセプトによる企業ギャラリー。
そのディレクターとなるとかなり希少な存在ゆえに興味が尽きませんので、
開催中の「種子のデザイン -旅するかたち-」展の展示会場にて
お話を伺ってきました。


【インタビュー】
■INAXギャラリー名古屋のコンセプトは?
INAXギャラリー名古屋は「建築・デザインとその周辺」というテーマで、
1988年から展覧会を行っています。
身近で見落とされがちなことがらや、
作品・製品のなりたちを支える技術・技術者など
生活文化の背景を掘り下げて紹介するようにしています。

■お仕事の内容は?
じつはスタッフが1名しかおりませんので
展覧会の企画立案、取材、借用から、展示設営、広報まで
一連のことを行います。

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会場設営も手がけます。
展示品やパネルを見やすくレイアウトします。


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どういった内容の解説を設けることで見やすく楽しい展示になるかも思案どころです。


■企画展が実現するまでの流れは?
東京・大阪との三会場の巡回展ですので、
まず各会場のスタッフと書籍製作者、会場デザイナーと企画会議をし、
みなが企画案を持ち寄ります。
企画をきめ、専門家や、資料所蔵者に会って話を聞き、
INAXギャラリーならではの切り口を考えて、
ストーリーをたてていきます。
そして借用品を選定、
広報や、会場パネルなどで紹介する言葉を考え、
会場デザイナーと、主旨を伝え楽しんでもらえる会場を考えて、
展覧会のかたちにします。

■印象に残っている企画展は?
選びがたいのですが、はじめて関わった名古屋立上展ということで
強く記憶に残っているのは「タワー」展です。
テレビ塔や東京タワーのような、
星の数ほどの人にとって特別な記念碑となってきた場を
紹介することに気後れしましたし、
そうしたランドマークの設計に携わった方や、運営してきた方が
わたしたちが興味をもったことを喜んでくれ、
知識の扉を開き、力を貸してくださることにはとても感動しました。



■お仕事で嬉しいことは?
来館者の方が、ものの見方が変わった、
気に留めていなかったことに興味がわいたといってくださると嬉しいです。

■お仕事で苦労するところは?
テーマに対して、独自の切り口を考えることが一番苦労するところです。
専門家が行う展示とは違うので、直感的な興味が大事で、
かつ展示にたる深みがないといけないという点で。

■芸術関連の企画者になるには何が必要でしょうか?
 →(皆にとって必要かはわからないので個人的に課題と感じていることを書きました)
芸術は善であるとか、古いものは貴重とか、
そういう頭の中の初期設定が、偏っていることを理解すること。
ひとりよがりにならず、
たとえば美術を必要と感じていない人でも得るものがあるように、
ものを賛美するのでなく、理解して魅力を紹介することが
大事なことだと思います。

■上記のお答えに関して、賛美は主観的、理解が客観的という意味で、
理解の方がより多くの方々へ受け入れられる可能性があり、
また必要性もあると思われるのでしょうか?

もちろん何かを選んで、切り口を考えて展示すること自体
とても主観的な事柄なのですが、
例えば、展示したなにかを、「これは優れたものだ」という見せ方をすると、
そう思えなかった人は、そこで興味をもつことを断念してしまうかもしれないと思います。

でも例えば、これにはこういう背景がある、とか、
こういう新しい試みがある、
といった紹介であれば自分の好きな分野のことに
引きつけて共感することがあったり、
学ぶものが出てくる可能性があるのではないかと思います。

そういった考え方にも、良し悪しはあると思うのですが・・。

■今後の抱負は?
ものを、本質にせまって紹介できる言葉の力をつけたいと思っています。



■フランク・ロイド・ライト(米 建築家)について学ばれたそうですが魅力は?
たとえば、さしこむ光を印象的に感じさせるために空間を暗めに作ったり、
吹き抜けで開放感を感じさせるために手前の空間で天井を低く抑えたり
風景の美しい場所や建物の全貌が見える場所へは導線を遠回りにしたりと、
いわば引き算の操作で空間を魅力的に見せる手法が美しいと思います。

■お好きなアートは?
ジャン・ミシェル・バスキアの絵が好きです。
リズムや緊張感、時間の流れといった、音楽に感じるような魅力を感じます。

■お気に入りは?
趣味で長らくピアノを弾いています。
ジャズ、ブルース、ソウルなどの黒人音楽が中心で、
とりわけ大衆音楽として作られているものが好きです。


2011年10月27日 取材:美静





【現在開催中の展覧会】
「種子のデザイン -旅するかたち-」展 
2011年9月9日(金)~11月17日(木)

「INAXギャラリー名古屋」 公式サイト
「種子のデザイン -旅するかたち-」展 展示室内写真レポート INAXギャラリー名古屋

DSC08945-1.jpg PA100745-1.jpg PA100756-1.jpg
すべて大阪市立自然史博物館蔵




【次回の展覧会】
「凝縮の美学 名車模型のモデラーたち」展
2011年12月2日(金)~2012年2月23日(木) 
「INAXギャラリー名古屋」 公式サイト

写真4-1




【ブログ 関連記事】
「愉快な家 西村伊作の建築」展 展示室内写真レポート INAXギャラリー名古屋

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「夢みる家具 森谷延雄の世界」展 展示室内写真レポート INAXギャラリー名古屋

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下段左より: 「朱の食堂」より「茶卓子」(復元) / 「朱の食堂」より「肘掛椅子」(復元) 
2点とも松戸市教育委員会蔵 / 「鳥の書斎」の肱掛椅子(復元) 佐倉市立美術館蔵




【INAXギャラリー名古屋】
〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦1-16-20
グリーンビル LIXIL名古屋ショールーム B1
TEL : 052-201-1716
FAX : 052-201-1730

開館時間: 10:00~17:00
観覧料: 無料
休廊日: 毎週水曜日(祝祭日の場合は開館)、年末年始、夏休み、
5月第3日曜日(LIXIL名古屋ショールームの休館日に準ずる)

「INAXギャラリー名古屋」 公式サイト




【美静の言葉】
大原さんは理知的で聡明な雰囲気をまとう方。
インタビュー企画でかかわらせていただいた印象は、
企画力に優れたギャラリーを一人で任されているだけあって、
やはりできる方という印象が強く残りました。
インタビューのお答えからも、大変考えさせられ、
多くのことを学ばせていただけました。
ですが、それだけではなく、ご丁寧で気さくな一面も
垣間見ることができ、だからこそ、鑑賞者の立場にとって
ユニークで多面的な企画展を創り出せるのだろうと感じました。




■ 画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
  転用はお控えください。


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