常設展「名品コレクション展」 2012.4/1~5/20 展示写真レポ 名古屋市美術館

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常設展 「名品コレクション展Ⅰ」 (前期)

名古屋市美術館 常設展示室1、2


2012年 4月1日(日)― 5月20日(日)




【名古屋市美術館のコレクションについて】

名古屋市美術館のコレクションは、昭和58年から始められました。

当初の収集計画は、近代美術館として地域の美術文化活動の足跡がたどれるようにとの視点から、名古屋文化圏と考えられる伊勢湾周辺地帯に優れた作品「郷土の美術」を収集することから 出発しました。

こうした地元作家のうち、全国的または国際的な視野において、美術史的価値が高いと認められる作家については、できるかぎり作家個人の芸術の発展が明らかになるように系統だてて収集することに努め、北川民次、三岸節子、荒川修作、河原温、桑山忠明の作品についてはある程度の系統的な収集ができたと考えています。

こうした方針に沿って収集を進めるなかで、地元重要作家への影響と関連を理解するのに役立て、収蔵作品に厚みをもたせて美術館の特色を出すため、また国際性のあるものを加えるということを考慮して、「エコール・ド・パリ」「メキシコ・ルネサンス」「現代の美術」の3つの収集方針を加え、収集の範囲を広げました。現在、以上の4つの収集方針に沿って収集を進めています。



【常設展「名品コレクション展」の概要】
名古屋市美術館のコレクションは、エコール・ド・パリ、メキシコ・ルネサンス、郷土の美術、現代の美術という4つの部門で構成されており、現在5,000点あまりの作品が所蔵されています。

名古屋市美術館の常設展「名品コレクション展」では、1年度につき3回展示替えを行い、可能な限り様々な作品をお客様にご覧いただけるよう配慮しながら、初めて目にする作品との新鮮な出会いと、馴染み深い作品と過ごす親密な時間とを提供いたします。





【エコール・ド・パリ】 常設展示室1
■ 荻須高徳の芸術

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4月1日(日)~5月20日(日)の展示風景


パリに生き、パリを描き続けた郷土出身の画家荻須高徳との関連から、エコール・ド・パリとよばれる1910年頃から1930年頃にかけて芸術の都パリに集まってきた外国人作家たちと、その周辺のフランス人作家の作品を収集しています。

〔主な作家〕
アメデオ・モディリアーニ、マルク・シャガール、モーリス・ユトリロ、モイーズ・キスリング、マリー・ローランサン、藤田嗣治、海老原喜之助、岡鹿之助、荻須高徳など

(展示期間により展示される作家及び作品は異なります。)




【現代の美術】 常設展示室1 
■ 分割と統合

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4月1日(日)~5月20日(日)の展示風景

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4月1日(日)~5月20日(日)の展示風景


第二次世界大戦後から現代にいたる美術作品のうち、この地方にゆかりのある荒川修作、河原温、桑山忠明の三人と、関連の作家の作品を収集しています。また、名古屋市美術館がオープンした1980年代を中心に、国内外の作家の作品を収集しています。美術館のある白川公園内には、イサム・ノグチやバリー・フラナガンなどによる現代彫刻がおかれています。

〔主な作家〕
荒川修作、河原温、桑山忠明、宮島達男、岡本太郎、森村泰昌、草間彌生、舟越桂、ナムジュン・パイク、アンゼルム・キーファー、フランク・ステラ、マグダレーナ・アバカノヴィッチなど

(展示期間により展示される作家及び作品は異なります。)




【メキシコ・ルネサンス】 常設展示室1 
■ アマドール・ルーゴと北川民次

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4月1日(日)~5月20日(日)の展示風景


メキシコで活躍した郷土出身の画家北川民次との関連から、メキシコ・ルネサンスとよばれる壁画運動の三大巨匠オロスコ、リベラ、シケイロスとタマヨ、カーロ、イスキエルドをはじめとする、メキシコ近代美術作品を収集しています。

〔主な作家〕
ホセ・クレメンテ・オロスコ、ディエゴ・リベラ、ダヴィッド・アルファロ・シケイロス、ルフィーノ・タマヨ、フリーダ・カーロ、マリア・イスキエルド、ティナ・モドッティ、ベン・シャーン、北川民次など

(展示期間により展示される作家及び作品は異なります。)




【郷土の美術】 常設展示室2 
■ 愛美社の画家たち

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4月1日(日)~5月20日(日)の展示風景


名古屋を中心とした地域は、東京と京阪神の間にあって、両者の影響を受けながらも独自の美術・文化を形成し発展してきています。この地方にゆかりのある作家を中心として、すぐれた作品を収集しています。

〔主な作家〕
前田青邨、三岸節子、中村正義、川合玉堂、熊谷守一、渡辺幾春、星野真吾、鬼頭鍋三郎、宮脇晴、山本鼎など

(展示期間により展示される作家及び作品は異なります。)


■ 4月1日(日)~5月20日(日)の展示作品一覧は名古屋市美術館公式サイトでご覧ください。
名古屋市美術館 「名品コレクション展」(常設展示室1) 展示一覧ページ
名古屋市美術館 「名品コレクション展」(常設展示室2) 展示一覧ページ


※ 文提供: 名古屋市美術館




■ 常設展「名品コレクション展」ギャラリートーク

実施日時: 午前11時スタート/午後2時スタート(開館日は毎日実施)
集合場所: 常設展示室(地下一階)入口
参加費: 無料(観覧料のみ)
事前申込不要
※都合により時間の変更や中止をすることがあります。


展示作品や美術に対していだく感想や疑問などを話し合いながら、鑑賞を深めるギャラリートークです。美術はよくわからないという方、あるいは美術鑑賞が趣味という方、いずれも歓迎です。参加する方の鑑賞経験を問わず、ボランティアが丁寧に対応します。

※特別展については、特別展ページのギャラリートーク日程を参照ください。





【データ】
会  期: 2012年4月1日(日)-5月20日(日)
開館時間: 午前9時30分~午後5時、金曜日は午後8時まで
(ただし5月4日[金・祝]は午後5時まで)
       ※入場は閉館の30分前まで
休館日: 月曜日(4月30日[月・祝]は開館して翌日休館)

会  場: 名古屋市中区栄二丁目17番25号(芸術と科学の杜・白川公園内)
名古屋市美術館 常設展示室1、2


名古屋市美術館 公式サイト



取材: 美静
撮影: 浅井雅弘



■ 画像は主催者の許可を得て撮影したものです。
転用等はご遠慮ください。


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